2010年12月27日月曜日

秘密の宿は海に沈む

今年の6月中旬。
イタリアを旅してました。
スイスから来て、ベネチア→フィレンツェ→ナポリ→シチリア→ローマ。

シチリア島だけ、陸続きじゃないんですね。
でも行かないという選択肢はないので!
何で行こうかな、と電車の時刻表を眺めていると・・・ありました。
最終23時45分ナポリ発、翌朝シチリア着の電車。

電車でシチリア島に行く?どうやって?海底トンネル?
なんて思いながらも、出発前日に切符を買いにナポリ・チェントラーレ駅へ。
おお、窓口閉まってる。ストか何かで自動券売機しか開いてない・・・。

券売機が英語表記だったかイタリア語だったかは覚えてませんが、
(その辺、だんだんどうでも良くなってくる)
寝台車、明日夜、一人、シチリア、と検索。

、、、2等寝台は売り切れかー。
(この時は、2等車以下が安くなるフリーパスを持っていたんです)
一番安い6人掛けボックス席なら、辛うじて空いてました。窓際ゲット。
フリーパスで割引後のお値段、3ユーロ。360円!
ボロいユースホステルでも15ユーロ取られるのに(^^;)

ワクワクとドキドキとハラハラがごちゃ混ぜなカンジです。
ちゃんと予約出来てるかなー?
6人掛けの寝台ってどんなん?寝台なのに掛けって何?
そもそもコレほんとにシチリア行きで合ってんのかな?
結局、まーいっか!と。

翌日。
丸一日ナポリ市街で時間を潰し、入り浸った飯屋"Da Giovanni"(「男の子・少年」の意。怪しい?)
の旦那にエスプレッソアイスとタバコを奢ってもらい、別れの挨拶もそこそこに
駅のベンチに行って大人しく電車を待つ事にしました。

来た来た、パレルモ(シチリア島最大都市)行き。
チケットの座席番号を探すと、・・・こりゃ寝台じゃないわー。
昔の東海道線のボックスシートみたいな席があって
6人掛けで既に5人座ってます。狭そうにしながら。
すいませーん。ペルメッソ。グラッツェー。

向かいはスーツにハットの紳士、隣はイヤホンで音楽ガンガンの青年。
斜向かいの中年夫婦がちらちら見てくる。何?
暑いから窓を開けたら、走ってる電車の騒音がものすごい。閉める。
閉めると暑い。開ける。うるさっ!は~っ・・・バタン。

電車は、途中10~20分毎に駅に停まって人を下ろしていきます。
電車の通路に立っていた人たちも、家路についていったようです。
日本の通勤電車と同じなのかなー。

うちのボックスも、僕と斜交いの中年夫婦だけになりました。
何度かダンナと目が合う、目を逸らす。ちらちら。
でっかいパンを勧められたものの、何となく気乗りせず断ります。
 
アンちゃんパレルモまで? ―うん。
中国人? ―いや、日本人。

そんな感じで二言三言交わし、硬いシートに横になったのは既に2時過ぎ。
どんどん意識が落ちていく中、電車がスピードを落とし、オレンジ色の光に包まれていくのが見えました。
・・・トンネルの中?いや、停まった・・・?
窓越しに見える景色は、どうやらフェリーの中だったようです。
電車ごと船の中へ、そしてそのままシチリア島へ。

次に目覚めた時は、海岸線を少し下に見下ろしながら海沿いを走っていました。
やっぱり東海道線だ、コレ。湯河原とか根府川あたりでしょ(笑)
黒かった空は藍色に、そしてどんどん明るい青になっていきます。
うとうとしているうちに、パレルモに到着。あいたた、あんな席で寝たから体中痛いわー。
まずは今夜の宿探しからかな。観光案内所は・・・?


そんな訳で、便利なフェリー寝台・3ユーロの旅はどうでしょうか?^^)v



↑おまけ グロット・アズーロ(青の洞窟) ナポリから船を乗り継ぎ数時間!
↑ナポリ路地。看板が落ちかけてるのは映画館です、一応。
↑ナポリ美術館にて。小さい頭がいっぱい・・・
↑パレルモ到着!
↑これこれ、この青だよ!↓

↑レンタルチャリ。ペダルがたがた、タイヤすかすか、籠ボロボロだけど、これもネタ。
↑で、チャリで海岸線を走り始めると、にわか雨。狙い撃ち。
 ↑番外編、サンタンジェロ城の大道芸人。近くを観光客のおばちゃんが通ると「ワッ!」てやる(笑)

2010年12月15日水曜日

旅の最初にして最大のトラブル

今夏の旅、最初の国はスペインでした。
現地でお金の引き出しをどうするか、出発前に調べていたら
「キャッシュカードの裏に"PLUS"のマークがあるものは
海外ATMで使えます」と旅行書に書いてありました。
それを鵜呑みにして、銀行に問い合わせもせずに飛び出していったのですが。

マドリッドの宿に着いた翌日、意気揚々と 銀行のATMに下ろしに行きました。
が、どうも上手くいかない。
「あんたのカードはout of serviceだよ」とつれない表示が出るばかり。
丸一日、町中のATM巡りをしても結局どこも同じでした。

手持ちの現金は、数日分の宿代・食費のみ。
んなバカな、だってカードの裏に"PLUS"って書いてあるし!
宿のご主人に相談すると、スペイン広場の裏に旅行会社JTBの
マドリッド支店があるから行ってみろ、と言うので
翌日聞きに行く事にしました。

調べた住所のビルに入ると・・・
あれ?JTBないじゃん。
フロントの守衛に訝られながら、本当はここにあるはずの11階まで上がってみると
ドアの前に張り紙がありました。

「JTB○○のオフィスは移転しました。新住所は~~~、、、」
仕方ないのでふらふら歩いて行くことに。
行き過ぎたり、戻り過ぎたりしながら辿り着いたオフィスは
古いヨーロッパ風のアパートメントで、やたら重い玄関ドアを押し開け
大理石の階段を上っていった3階にありました。

オフィスで相談に乗ってくれた人は、オフィスアワーが終わっているのに
現地の銀行や金融機関に電話して聞いてくれました。
それによると、"PLUS"マークのカードでも使えるものと使えないものがある、らしいと。
それ以上は銀行に聞いてみないと分からない、との事でした。

さー、困ったぞ(笑)
3日目になるその日も、そんなドタバタで夜を迎えてしまいました。
初夏のスペインは日が長く、22時頃ようやく暗くなってくるのです。
頭は混乱したまま宿に戻ったのは、21時を過ぎていました。
なけなしの手持ち金で買ったフランスパンとハムを、朝にかじっただけなのに
脳がハイで空腹を感じない、何となくアブナイ感じです。

また翌日。
今度は在マドリッド日本大使館にヘルプを求めに行きました。

お巡りさんに「○○(通りの名前)アッチ?」指差しながら聞くと
「ハポン?ハポン?@*&$%#}=.<~!!」とまぁ・・・。
ハポンはJAPONのスペイン語、すなわちジャパン。
通りの名前を聞いたら、大使館に行くと思われたみたいです。
なんかまっすぐ行って2個目を左、みたいなニュアンスだったような。

大使館は外壁が高く、中は見えません。
ブザーを鳴らすと・・・沈黙。
もう一度鳴らすと・・・・・・沈黙。
しつこく鳴らしまくってやると、ガチャッと鍵が開きました。

ドアを開け入っていくと、マッチョメンな用心棒が手荷物をX線でチェックします。
その後、IDカードを渡されて入館。
中は至って普通のオフィス然とした建物でした。
先客は、中年女性1人と若い夫婦。
少し待たされてから呼ばれて事情を話すと、日本からの送金方法を教えてくれました。
ブラジルのイタウ銀行が行っている、マネーグラムという送金サービスです。

日本にいる家族に、送金と同時に国際キャッシュカードの発行もお願いして
やっと旅を続けられる事となりました。

結局一人じゃなんも出来ないのか・・・と思い知らされたこの件。
そして、思ったより世界って狭いんだなー、とも。
自分の命を預けるような時は、本に書いてある事を鵜呑みにしてはいけないという
ごく当たり前の教訓も身に染みました(^^;)

書いているうちに、色々記憶が蘇ってきました。
3ユーロ(360円)で寝られる寝台列車、
ベネチアの路地裏に座り込んで、ギリシャ人(←ザル。)と安ワインを飲んだ夜、
南仏の宿のテラスでスペインの修学旅行生に囲まれたり(ウルサイ!笑)
ナポリの食堂の若旦那とメル友になったり(実はウクライナ人、パーティーではピアノ弾き語りロシア語イタリア語ドイツ語を話す)
初めて行った(そして今後も縁遠い)三ツ星レストランなどなど。

それらはまた後日。

2010年12月6日月曜日

先週末

先週末に初雪が降りました。

といっても山が少し化粧した程度で、昼には消えてしまうのですが。

先週日曜には、ひょう混じりの雨も降りました。

地元の人曰く、今年は大雪になるかも?と・・・

なんで分かるかというと、カマキリの卵だそうです。

カマキリは卵を雪に埋もれない高さに産み付けるそうで、

その位置が今年は高いとか。

ホントにカマキリにそんな予知能力あるのかなー?

2010年11月29日月曜日

出荷最盛期

実に20日ぶり・・・。

リンゴ農園は、収穫・荷造り・出荷のピークが続いています。
暗くなるまで収穫したら、リンゴをベルトコンベアで流して
手作業で箱詰めしていく繰り返し。
ひとつひとつ、傷や腐敗がないかチェックしながら
等級・大きさ別により分けていきます。

「一日一個のリンゴは医者を遠ざける」なんてことわざがあるらしいですが
いやいや。風邪気味。完全に風邪。
朝はマイナス4度ぐらいまで冷えるようになってきて
雪国の洗礼を受けています(^^;)


毎日配達される「日本農業新聞」には
最近TPPの文字が載らない日はありません。
経済「連携」協定・・・。
逆らえない流れに流されて、日本はどのように変わっていくのか。
世界の中で、どんな役割を担っていくのか。

霜を踏みながら、収穫は続きます。

2010年11月9日火曜日

収穫の季節

青リンゴの王林です。
そろそろ、ふじも収穫に入ります。
ふじは一番遅い部類に入るので、リンゴの国は今が佳境ってところです。
出荷まで一気に駆け抜けることになりそうです。

出荷が終わるころには・・・
ゲレンデのシーズンです(笑)
12月の頭には、最寄の竜王など数箇所のゲレンデが開きます。
 リンゴもいいけど、スノボもいい!

2010年10月24日日曜日

秋の匂い

なんの実でしょうか・・・。
ススキも一緒に。
日本海の堤防の上です。
新潟県糸魚川市の糸魚川海水浴場にある
「ヒスイ海岸」というところです。
浜には、ヒスイの原石が転がっているそう。
歩いてみたものの・・・パッと見ただの石ばかり。

リンゴは秋映が出荷のピークです。
こっちで1個88~150円ぐらいで売ってます。
皮ごと食べるのが習慣づいてきました。
皮にも栄養が多いんだそうです。

2010年10月17日日曜日

シルバーシート

リンゴの実の周りの葉を摘み続けて2週間。

葉摘みが終わった畑から、順次 銀色の反射シート「シルバー」を敷いていきます。

そして風でめくれないように、端をピンで打っていく作業。

これで、リンゴに上下から光が当たるようになりました!

綺麗に色づいてくれますように・・・


休みの今日は、フラッと日本海に行ってきました。

信州中野から、新潟は上越の港町、直江津(なおえつ)まで約70km。

冬は銀世界になるであろう妙高高原を抜けて、山道を右へ左へ。

紅葉はまだですねー。

そして、直江津の海岸に到着。ぶらぶら、あてもなくぶらぶら。

気づくと、細かい流木がいっぱい流れ着いています。

近くでで竜巻?があったみたいですが、そのせいでしょうか。

ついつい拾ってきちゃいました(笑)
これ、根っこです。

他にも、合計20本ぐらい。なんかできないかなー。

秋の夜長に、流木アートなんてのも。

2010年10月10日日曜日

果樹園ワーカー見習い

長野は週に1回雨が降る、というような周期で
秋へと移っていってます。

今の時期、「千秋」や「秋映」が収穫に入ってます。
信州中野生まれ、真っ赤な「秋映」。
ブドウも多品種が出回っていて、大きい店では
10~20種ほどあるところも!

今うちの畑では、「千秋」を収穫して箱詰めしたり
中生(なかて)ものは葉摘みをしたり、といったカンジで。

葉を摘むのは、リンゴの実に葉が掛かっていると
そこだけ色が白く残っちゃうからです。
「祝」とか「寿」という文字をリンゴに貼り付けて
白抜きするのは有名ですよね^^

まー常に上向いて葉を摘んでるもんで・・・
肩がゴリッゴリに凝ります(笑)

明日も葉摘みかなー。

2010年9月24日金曜日

長野に行きます

旅行から戻ってあっと言う間に2ヶ月が過ぎ

縁あって長野の果樹園で働く事になりました^^

数日後には引っ越しです。

改めて、働けるって有り難いもんだと実感してます。

面白くなってきました。

2010年9月8日水曜日

久しぶりの雨!

先日長野の果樹園を訪ねてきました。

今夏の暑さで、リンゴは日に焼けて駄目になったものが多いとの事。

反対に、桃は甘みを蓄えて良い仕上がりだそうです。

セミの鳴き声から、虫の声にシフトしていってますね。

異常高温が続いて今度は台風、今年の冬はどうなりますかね。

2010年8月27日金曜日

ミスコン常連国・ウクライナ

NYはマンハッタンの、イーストビレッジから少し歩いたところに
ウクライナ料理レストランがあります。
現地の人も知っていて、ガイドブックにも載っているんですが
こんなモノ出してくれます。
「ウクライナ風餃子」。

中身はそれぞれ、チーズ・ツナ・ほうれん草&チーズ・挽肉でした。
で、銀容器に入ってるソースは
クリームチーズ、摩り下ろしリンゴ、オニオンソース。
好きに付けて食べなさい、と。

食後にはコレを。
「ウクライナ風クレープ」。
ベリーのソースで。

ん?
全部「ウクライナ風」付ければいいと・・・?

・・・ま、中にはクリームチーズがたっぷりな、ウクライナ風クレープでした!

ちなみに、南仏アルルで歩きつかれて入った店で
「クレープ・レモン味」と書いてあるのを頼んでみたら
「素クレープ砂糖がけレモン添え」。
クレープに見るお国柄でした。

ウクライナ料理のいくつかは、ロシア料理のルーツとなっているようです。
日本で探しても、ウクライナ料理店はなかなかありませんねー。

2010年8月15日日曜日

第二の故郷・栃木

カエルです。

苦手な方はご遠慮ください。(笑)

僕の第二の故郷・栃木で撮りました。

昔はもっと大きいのがゴロゴロいた気がするんですが・・・・。

そのカエル、フランスはマルセイユに行くとこうなります。
カエルから揚げ一丁^^;

カレー粉をまぶして揚げたカンジです。

食感は鶏肉のような、そう、作りから言ってもチキチキボーンに似てます。
おいしそうだなァー・・・

2010年8月5日木曜日

野菜のギャラリー

壮観ですねー。

全米に広がる、ホールフーズマーケットWholeFoodsMarketです。

食材それぞれに、アンディスコアという数値が付けられています。

ANDIscore:Aggregate Nutrient Density Index:総合栄養密度指数、ってところでしょうか。

0から1000まで、最高値1000はケール他数種。

フレンチフライは7。コーラは0.6。ほとんど栄養ナシ。

1kcalあたりに含まれるビタミン、ミネラル、フィトケミカル、抗酸化物の量が点数になるようです。

食材のミシュランといったところでしょうか。便利かも知れませんね^^

2010年8月3日火曜日

帰国しました!

帰ってきました!

フルーツの違い以上に、文化の違いを実感した旅でした…

地下鉄で、街で、公園で、知らない人同士が軽いジョークを言い合う場面が多く

よそ者にも親切でお節介なニューヨーカーたち。

いくつか写真もupしつつ、ゆっくり更新し続けるつもりです。

 たまーに覗きにきてください。

2010年7月20日火曜日

EdibleArrangements

EdibleArrangement「食べられるアレンジメント」という名を冠した会社が
全米に800店、他の国も合わせると900店展開しています。

パイナップル、苺、オレンジ、メロン、ブドウ、バナナ、リンゴ等を
くし型に切ったりチョコにディップしたりして、花器風の入れ物に生けてあります。
価格帯は、$15の小さい箱から$200超えのパーティーサイズまで!

一番手軽な、苺のチョコディップを買ってみました。
10分待たされて、その場で受け取れました。
他の大型ブーケは受注生産だと思いますが…

苺、かなり立派です。
日本のスーパーに並んだら間違いなく最大級です。
ヘタ付きのままチョコに漬けて、砕いたナッツやココナッツパウダーをまぶしてあります。
12個入りで、$40です。
…苺一個300円!

中に入ってる苺の品種は、1種類だけではないようです。
苺そのものの味は、日本のものにはかないません。
そして他の展開国はカタール、スペインなど。

全米、世界にこれだけ広がっていながら日本にないというのは・・・?

Williamsburg

NY生活も、残り10日。
腹下すぐらい、野菜とフルーツのジュースを飲み歩いたり
盆踊りのお手伝い事務をしたり。
住んでいるのはブルックリンのwilliamsburgという地区で、昔は近隣も危なかったそうですが
今はアーティストが多く移り住んできているという、静かな街です(写真)。

2010年7月12日月曜日

茹でると

こんな風に…!
赤いのはトマトソースです。
もっとほぐしてやれば、ちゃんと麺です。
食べてみたかった物に出会えて、ラッキーでした。

スカッシュの

中身はこんな。
種はカボチャまんまです。
果肉はメロンに近い見た目??

スパゲティの実

「スパゲティの実」というのがあります。
茹でると中身がスパゲティになる実です。
嘘みたいな、ホントの話です。
20年ほど前に図鑑で見て、いつか食べてみたいと思っていました。
ニューヨークはチェルシーの八百屋さんで見つけました。
外見はこんな風。
その名もSpagettiSquash。
ラグビーボール大の、瓜かカボチャのような感じです。

2010年7月7日水曜日

ニューヨーク2

青かったので窓の外に出しておいたマンゴー。
いい匂いしてます^^

日本の蒸し暑さも厳しいですが
ニューヨークもハンパじゃありません。
まさにコンクリートジャングル、照り返しのせいで
夜中でも涼しくなりません。
緯度は青森と同じぐらいだそうですが。
日が長い=夜まで照っている…
地熱が冷める暇もないって訳です。

日本より、有機野菜が普及しているように見えるNY。
オーガニックマーケットでも、食料品、化粧品、服まで扱ってます。
ビーガン(菜食主義)しかり、ここまでくると
好みを超えて思想、信条ですねー。

動物性の素材を排したブティックもあって、革も使わず
革の代替素材で靴なんかを作ってるようです。

植物はまた生えてくるからいいのか?
動物は殺すのが可哀想だからダメなのか?
植物愛護団体はないのか?

…なんだか文も暑苦しくなってきたので、今日はこのへんで!(^^;)
Have a nice day!

2010年7月2日金曜日

山形→NY

山形でさくらんぼの収穫をやらせてもらいました。
今年は寒くて、数日遅れているそうです。
さくらんぼの実に日が当たるように、実の成長にあわせて
余計な葉を一枚一枚取っていきます。
十分日に当たり、赤く実ったさくらんぼから順に
優しくひとつずつもいでいきます。
集めていったさくらんぼを、作業場で家族総出で選別、箱詰め、ラベル貼り。
一番美味しい時に食べてもらいたい、という気持ちがひしと伝わってきました。

ところ変わって。
今はニューヨークにいます。
昨夜着き、ハーレムの宿で一泊。
今日からブルックリンで1ヶ月ルームシェア生活です。
物価の高さに辟易しますが、しばらく宿の心配が要らないのは有り難い事です。
そして、意外にも街が綺麗でびっくり。
地下鉄もパリやマドリッドより綺麗で、落書きもほとんどないです。

さて…
先ずは飯でしょう。
外食への出費は確実に狙いを定めてから行くとして
食材が安いと教えてもらったチャイナタウンにでも行ってみます。

2010年6月22日火曜日

帰国

お陰様で、無事帰国しました!
コメント、メール等々連絡くださった方有難うございました!!
明日山形へ、来週はNYにいってきます。。。

2010年6月20日日曜日

カルーバ

知り合いに頼まれた、カルーバ@シチリア。
カロブ豆、イナゴ豆とも。
黒糖のような香りでちょっとパサパサ。
中には小豆のような種がありました。

フィチ

中はツブツブです。

カタツムリのオリーブオイル炒め

最後はちょっとしつこい…

カタツムリ

下処理されるの待ちのカタツムリ達。

ナポリの街

フィレンツェで会った、ナポリ出身のアルマッジョが教えてくれたように
確かにナポリの人はオープンで世話焼きでもありました。

朝から晩まで、子供に混じって大人も駐車場でサッカー。
少し狙いが狂って、絵皿の店先にシュート!決まった!ゴール!!
3枚は逝ったでしょうか…
その翌日には、皿屋のオヤジが一緒にサッカーしてました。
オヤジ、PK合戦で思いっきりシュート!
決まった!Yeaaaah!!大人ナメんなよ!!
子供より喜ぶオヤジ!
皿の分取り返しました。

ナポリの交通ルールは変わっていて、バイクのノーヘルは当たり前。
最大4人まで乗っていいみたいです。
もう一家にミニバンは要らないですね。
路地から出るとき、交差点に入るときは
ブレーキの代わりにクラクション鳴らします。
一応国際免許取ってきたけど、ここでは馴染めなさそうです。

ナポリ、パレルモ、ローマ

ナポリ3泊→夜行列車1泊→パレルモ(シチリア島)3泊
→夜行列車1泊→ローマに5泊してます。


ナポリ3泊。
宿で教えてもらったDa Giovanniというトラットリアに行きました。
教えてもらった通りに、黒人やインド系の物売りがたむろする
駅の裏通りを進みます。
看板発見。看板はなぜかドイツ語。
…トラットリア?
どう見ても食堂がふさわしい(笑)

ボンジョルノー。恐る恐る入ると、お婆ちゃんが振り向いて
「マンジャーレ?(食べるの?)」
食べる、というとニッコリ案内してくれました。
そこで出されたアサリのパスタが…思わず笑顔になっちゃう美味さでした。
鰯のマリネも最高。
魚のグリルの付け合わせで出てきたのは、アマルフィだったかな?特産のレモン。
元はラグビーボールぐらいの大きさがあります。
我々にとってポピュラーなレモンのようにキツい酸味がなく
そのままかじれちゃいます。

結局3晩通って、若旦那とメル友になりました^^
若旦那はウクライナの人。
僕がナポリを発った翌日、パーティーでピアノを弾き歌うと言ってました。
来年も来いって言うけど、いつ再訪できるかなー…


ナポリからパレルモへは夜行列車で行きました。
一番安いボックスシートで、一晩3ユーロで寝られるんだからいいもんです。

さぁ、パレルモに着きました。
ユースホステルはキッチンも自由に使える所だったので、3泊自炊満喫しました。
シチリアの市場で買った新鮮な食材を、すぐ料理して食べる…
最高の贅沢です。

市場の店をフラフラ覗いていたら、フィチという果物と、小さいカタツムリをタダで貰いました。
フィチは緑のイチジクのようなプチプチした果物。
いや、名前からして正にイチジクかも。。。
半分凍らせて食べたら美味しそうです。

カタツムリは、湯にさらしてボイルして炒めて食べます。
たぶんこの手順で合ってます。
聞き間違いでなければ。。。

ほかにも市場には巨大なナス、1mはあるズッキーニ、肉厚のトマト。
またシチリアに行けたらいいな、と思います。

ローマ5泊。
ユースで相部屋になったukの男の子たちとローマのクラブへ行くものの
うーん。知らない曲ばっかり。
空気だけは満喫して、途中で撤退。
18才の彼らにはなかなかついていけません。
シチリアの市場が鮮烈なインパクトで
ローマではあまり気合いが入りません。
全てが人工的、商業主義的に感じます。
確かにコロッセオはデカい、街中には遺跡だらけですが
あえてのんびりとラベンダーの茂る公園の日陰で
記憶を整理しつつブログ記事をまとめ書きしてます。

あとは帰りのアエロフロートがちゃんと離陸して
ちゃんと着陸してくれればもう満点。有終の美です。

2010年6月6日日曜日

フィレンツェ

フィレンツェにいます。

「ラフランスに感動して、広めたくて、道を探してる。」
そう話すと、反応は人それぞれです。
笑う人、珍しがる人、肯定的な人。
その反応を見るのも面白いもんです。

ここフィレンツェでは、後学のためと
思い切って一流の味を味わってきました。
素晴らしい経験と引き替えに、しばらくフランスパン生活です。

行けたら、美術館でも行こうかと思います。

2010年6月3日木曜日

The most beautiful city

Im in Venezia for 4nights.
It sometimes rains, or shining brightly!
And I have met 5Japanese, 1Australian, 2UKguys.
Meeting others gives me power and new feeling.
(but one of them is so much drunker, i was nearly killed...)

in Venezia, fresh seafood is famous.
And i was surprised that Suzuki carpaccio is
decolated with pinapples!
But my way is LaFrance...

see you soon.

2010年5月30日日曜日

クライネシャイデック

グリンデルワルトから、登山鉄道BOBでクライネシャイデックに行きました。

クライネシャイデックは、ユングフラウヨッホに向かう途中の駅です。
途中でも、標高2000m!
富士山の何合目でしょうか。

周りはハイカーでいっぱい。
日本人もいっぱい(-_-;)

雪が残っています。
高山植物はここでしか咲かないから
余計に綺麗に見えますね。

グリンデルワルト�

カウベル!
ヤギも意外に可愛いもんです^^

グリンデルワルト

そしてグリンデルワルト!
首にカウベルが付いてます。
でもこれ、カウじゃなくてヤギです(^^;)

グリンデルワルトのユースは、駅から15分、坂を登っていった途中にあります。
切り立った山々に囲まれ、雲が山頂を隠し
まさに時間を忘れるような里です。

ボーニゲン

こっちがボーニゲンのユースホステル。
雲がかってグレーな二日間でした。

ここで同室になったスイス人のマルセイロと
中国人の女の子と、3人で色々議論しながら飲んでいた訳ですが
英語力の不足を痛感しました。

言ってる事はだいたい分かっても、返しがすぐ出てこない…
修行が必要みたいです(^^)

インターラーケン

ニースを発ち、ジュネーブで一泊。
日本人の絵描きさんと出会いました。
夜はテラスで、スイス人・イタリア人・オーストリア人と
ビール飲みながらあーだこーだと歓談。

翌日から2泊、インターラーケンのユースを予約したんですが…
着いてみたらインターラーケンの隣村でした(笑)
正確には、ボーニゲン村でした♪

写真はインターラーケンの駅裏の運河です。

ニース�

ニースの旧港。
ニースで出会ったフレンチの料理人の人と
将来を語り思索に耽った場所です。

2010年5月25日火曜日

ニースの浜で

パンツ一丁で地中海を泳ぎながら、色々考えていました。(笑)

夢を実現させていこうとする人にとって、人生は短い。
目的を持たない人にとっては、辛く長い。

偉人の名言に似たようなのがあったかも知れませんが。

自分のやりたい事にしっかりフォーカスして、本当に勉強しないと…

元々やりたかった事は徐々に変化しているけど、
原点に戻りつつもあり、それは正常進化だと思っています。

そんな事を考えてたら、ジリジリ真っ赤に焼けてた!!!(゜_゜;)笑

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南仏で出会った、スペインの高校生たちに勧められて
facebookを始めました。
アウトプットの手段が増えました。
やってる人いたら教えて下さいね〜!

2010年5月23日日曜日

こんなフルーツも

右から、ニームで見つけたVATELという店の
洋梨のコンフィチュール。
チョコチップが入ってます。
今までの洋梨コンフィチュールで一番美味しかったと思います。
このお店、総菜や各種ビネガー・オイル、ドルチェまで多々あって
料理教室やホテルスクールもやってるようです。

真ん中は、マルセイユのラファイエットという百貨店にあった
ミニリンゴのカルバドス漬け。
他にも、ライチを日本酒に漬けたものなどがありました。
ラフランスだったら何に漬けたら美味しいかな…

左は、同じくラファイエットの洋梨チョコペースト。
まだ開けてません。

今は、ニースにいます。
市場の近くに出ていた店の、鱈グリルがGOODでした(^^)
夜12時を回っても、レストランのテラスで談笑する声が
止みそうにありません。
子供たちも一緒です。
遂に、旅も折り返し地点に来ました。
夕方に到着して、少し慌ただしくなってしまったので
ニースはまた明日ゆっくり回ります…zzz

2010年5月22日土曜日

マルセイユ。

二日間だけ、マルセイユに来ています。

海産物を食べておこう!と思い、オイルサーディンを注文。
(他にも幾つか聞いたものの、昼は用意がないみたいでした。がっかり)

一口目… うまいっ!プリプリ!(^_^)
三口目… しょっぱ…。

二日酔いの胃袋に、オイルと塩のヘビー級パンチ。

それでも店の女将さんは
「あんたもういいのかい?」
「美味かったかい?え?そーかそーか!」
「あいよ、勘定!ありがとさん!」(たぶんこんな感じ。)
すっきり気っ風のいいオカァチャンでした。

2010年5月20日木曜日

ニーム市街地、ジャルダン・デ・ラ・フォンテーヌで虹に遭遇。
風がビュンビュン吹くので、虹も大盤振る舞いでした(^^)

初の動画投稿なので、見られなかったら教えてください!m(_ _)m

2010年5月19日水曜日

アルルからニームへ

電車の車掌さんから「ニーハオ!」と挨拶されたhiroakiです。
去り際は「シェイシェイ♪」でした…。
アルル滞在四日を経て、今はニームにきています。
ニームは昔から織物産業が盛んだったそうで
「デニム」は"de Nimes"(ニームの)という由来があるそうです。
アルルで初めてユースホステルに泊まりましたが(今ニームでもユース)
ホテルの半額ぐらいです。
洗濯もできて、安眠できて、言うこと無し!
アルルはお爺ちゃんばっかりでyouthじゃないですが(笑)
お爺ちゃんばっかりなのは、アルルがキリスト教の
巡礼路だったせいでもあります。
皆、サンティアゴ・デ・コンポステーラに行くようです。
中には、3ヶ月前に奥さんを亡くし、頭をリフレッシュするために
自転車で旅しているドイツ人のお爺ちゃんもいました。
マルセイユまで100kmほど漕いでいくって言って、フラフラ出て行きました…。
そんな中、東洋人の色白の少年(僕)は
フリマで買ったインラインスケートで街中移動してました。(写真)
もう人の目なんて気になりません(^^)
アルルでも、フルーツ×料理の組み合わせに遭遇。
キンメのような魚のソテーに、オニオン、ガーリック、松の実、レーズンという
ほんのり甘くコクのある味付けでした。
フルーツというより、食材としてですが。
それにしてもこっちの料理、何から何までしょっぱくて。
ワインの倍、飲み水が必要です。
これからユースのテラスでコップ酒です。
ではまた。

南仏放浪中

先日までのパリ滞在で、リンゴを題材にした
レストランに行きました。

前菜からメイン、デザートまで
なにかしらリンゴ絡みのメニュー構成になっています。
二日通って六品、リンゴの発泡ワインを六杯。
中でも、鴨にリンゴとハーブの薫りを付けて
ローストしたものが一番衝撃でした。
フワッ…と、鴨の皮目からリンゴの薫りが(^^)
ホウボウ、アンコウ、ウズラなど
ソースが青リンゴとマヨネーズ風味などで美味しく頂いてきました。

写真は携帯で撮るとかなり大きい音がするので
撮りませんでした。
(このブログの写真は全部携帯で撮った写真です。)
代わりに、一日絵を描きながら過ごしたローヌ河畔の写真を上げます…◎

2010年5月14日金曜日

南下します。

明日の始発メトロで出て、南仏はプロヴァンスのアルルに行きます。
ゴッホゆかりの地だそうですが。
そこから数泊ずつ東に進もうかと。
とりあえずお休みなさい(^^)

2010年5月12日水曜日

壁!

そんな感じで食べまくってます。

しかし、生フルーツは消化悪いようです。
こっちで会った食コンサルの方に教えてもらいました。
消化いいなんてのは思いこみでした。

肉料理に、一緒に火を通して合わせるのはよくあるようですが。
パフェやフルーツサンドは食べ合わせ最悪だと(笑)

うーん、困った。
不勉強を反省してます。
やるなら消化もいいようにしたい!
ちょっと壁に当たってます。

パリでぶつかった壁を越えるヒントは
パリにありそうな気もするけど…

なければイタリアにあるでしょ!きっと!

チーズ達

左が、クリームチーズにクランベリーと
アプリコットをくっつけたパックです。
お酒のお供で、すでにお腹の中です(^^)

奥は砂糖漬けの輪切りフルーツ。
かなーり、甘くなってます。
これはキツい…

手前が、クリームチーズの下にブルーベリージャムが入ってます。
すでにお腹の中です(笑)

分離ジャム

これもビオです。
イチジクと、オレンジのコンフィチュール。
混ぜて食べるようです。
200gで5ユーロ。
一瓶600円(!)

神戸に、有機の材料を使ってジャムを手作りする店があり
かなり流行っていると聞きました。
ニーズありますねー。

ドライフルーツ

Slow driedと銘打ってあるドライフルーツです。
slowにdryすると何なんだろう…
リンゴ赤、青、イチゴ、パイナップル、マンゴーです。
凝縮されネットリした甘みが、どことなく
芋や穀類の甘みをイメージさせます。

イチゴ三昧

朝市で買ったイチゴ1.5キロ、2ユーロ。
ちょっとでいいって言ったのに
ゴソッといれてくれました…!

リンゴ、黄色と緑色。洋梨。
まだ硬そうです。
こっちは、グランエピスリー・ド・パリという
日本のクイーンズ伊勢丹のようなところで買いました。
一個だいたい1〜1.6ユーロ。

コメント感謝

コメントたくさん頂き有り難うございます!
全て見ています!励みにしています!
お返事したりしなかったりと気まぐれですが、お許しを。。。

今夜はパリ三日目。
食べまくってます。

2010年5月11日火曜日

ビオ

ビオ(有機)オレンジ、桃、ネクタリンを購入。
オレンジは一つ約90円。
イタリアからの輸入品です。
明日の朝食に!

パリ

写真は「パリ東駅=gare de l'est」

パリに来ました!
今夜は雨です。
ちょっと疲れを感じて養生中…

2010年5月8日土曜日

主食は

トマト、桃、プラム、枇杷、さくらんぼ。
ビワは日本のよりやや肉が詰まっているようで、
甘く美味しいですね。