2012年6月8日金曜日

摘果

6月。
これからの季節、昼夜で気温の差が大きい長野県中野市です。
盛夏でも夜は涼しいのが、東京近郊との明らかな違いですね。

リンゴ畑では摘果が進んでいます。
ビー玉ぐらいの大きさに育ってきた実を、良いものだけを残して
他は落としていきます。

全ての実、全ての木に対して手作業なので、一番手間のかかる時期かも知れません。


ところで、こんな裁判が行われているというニュース。
ボールを避けたバイクが転倒→ボール蹴った子供に賠償命令
http://www.asahi.com/national/update/0607/OSK201206070077.html
ソースは朝日新聞です(^^;)

まず、8年前の事件で未だ係争中ということ。
少年期を被告として過ごさせ続ける事は、賠償には値しないのでしょうか。

そして、道交法上では車両側に注意義務があるのでは?
学校やスクールバスの近くは危険が予想されるので云々、と言われていたと思うんですが。

事故から一年半後に死亡した点は、何%が事故に起因すると見られるのか・・・。

小学5年生の責任能力はいかほどか?

悪意のない事故だけに無情ではありますが、どうも腑に落ちない裁判です。
続報はいつになるのでしょうか。

2012年4月29日日曜日

4月29日、昭和の日。

今日はピアノの発表会でした。
こう書くと、泥まみれで畑仕事をしている人間ではないような気がしてきます。

習い始めて1年と少し、人前で初めて弾きましたが
4小節目あたりから腕がカタカタ震え始めて・・・。

あとは頭真っ白で、小ミスは無視して最後まで突っ走りました(笑)
曲目「君をのせて」はラピュタのエンディングテーマだったかな?

ゆくゆくはラ・カンパネラを弾きたいなーなんて。何十年かかるかな。
↓辻井さんのカンパネラ。
 

こっちの方がまだ可能性あるかな↓。
ちょっとコッテリ・・・舞曲っぽいけど。
アンコールの定番、ハンガリー舞曲第5番/フジ子・ヘミング


以下リンゴ話。
早咲きの王林が間もなく開花しそうです。
先週末でコレ。

土日で24度ぐらいまで暖かくなったから、そろそろ咲くでしょう。
お隣さんの桃畑は

小さいピンク の花がなんとも可愛らしい感じです。

ま、王林は開花したらすぐ花を摘まれる運命なんですけどね(笑)
花粉を頂戴して、他の品種に付けてやるために。
ふじが咲いたらしばらく人工授粉のための繁忙期に入ります。

以上、ウイスキーとブランデーを飲みすぎて胃腸炎になったhiroakiでした。

2012年3月20日火曜日

3月20日、春分の日。

フキノトウ、やや大きめ。
なかなかキレイな色です。
ケータイのカメラとは思えない。
画素数の増大のみならず、ピント・補正技術の進歩もあるのでしょう。
次はこう撮りたいな、と思わせるんだから凄い。

しかし、色味はもっと淡く透く水彩の色でした。
ちょっと写りがけばけばしい感じ。
実像を切り取って張り付け、輪郭をなぞって照りを入れたようです。

2012年2月4日土曜日

2月4日、立春。

よく飲む秋、雪ニモ負ケズの冬を経て、早くも立春となりました。

こちら長野の人の体感でも、今年は「18年豪雪」と言われる
平成18年の記録的豪雪を凌駕するほどの降り方のようです。

知人からの誘いを請けて、今冬の休日はゲレンデにインストラクターとして行っています。
自分自身まだまだのレベルなので、教えるクラスは「初めてスノーボードをやる人向け」です。

ゲレンデは、新潟県と長野県の境に位置するところです。
朝停めた車が夕方には完全に雪に埋まっている事もあり、改めて豪雪地帯だと実感しています。


ところで。
今日、新しいオモチャを買ってきました。
ジューサー。

スペインはバルセロナのバル(bar)に、これの巨大版で電動のものがありました。
ハ●ルの動く城を彷彿とさせるその機械の写真がないのが残念です。
機械の上のカゴには、オレンジがゴロゴロ入れてあって。
カゴは大きな漏斗のようになっていて、オレンジが一個一個下りてきます。
それをナイフがスパッと半分に切る。
コロンと転がった半玉のオレンジを、シリンダー内のピストンがプレスする。
下からは、断続的に生オレンジジュースが出てきます。
御用済みとなった皮も、ごろんごろん凄い勢いでゴミ箱を満たしていきます。

接客や店の雰囲気も含め、「雑だけど熱を帯びている」感じがたまりません。
慇懃が過ぎて無礼となるような日本式とは対極です。
日本式、もとい前時代フランチャイズ式。

そんなラテンのノリを携えて日本の田舎に行くと、浮くことは保証します。

さて、脱線しました。
そのバルの「動く城」を見てから、格好いいハンディージューサーが欲しいと思っていたので
いわば二年越しの恋が実った訳です。

早速グレープフルーツを半分に切って・・・
 ・・・入らない。
 しっかりはまり込んでしまいました。
ハンドルを回すと・・・
 下からフレッシュジュースが!
ルビータイプ、一個で150ccほど取れました。
次はオレンジ。
今度はぴったり。
オレンジのサイズに合わせて作られているみたいですね。
オレンジは小さい分、4個でようやく150ccほどになりました。
どうです、生絞りが飲みたくなってきたでしょ?(笑)

フレッシュジュースでカクテルを作るとまた格別ですね。
上のオレンジジュースは、スコッチウイスキー・ジンジャエールと合わせて
「クロンダイク・クーラー」になりました。


では、今夜はこのへんで。

2011年10月10日月曜日

希望の牧場

知っていましたか。

原発から半径20キロ圏内の警戒区域内にある浪江町の牧場に
国が求める家畜の殺処分に応じずに餌やりを続けている
牧場があるそうです。

「希望の牧場」
http://fukushima-farmsanctuary.blogzine.jp/

牧場内の写真ほか、街に置き去りにされ、餓死し白骨化した動物の写真等
目を背けそうになる現実があります。



翻ってリンゴ畑。
お陰様で順調、繁忙期に入って参りました。

果実にかかっている葉を摘み取り、適宜日光を当てて着色させてゆきます。

思えば一年前、初仕事もこの葉摘み作業からでした。

あっという間の一年でした。

今年も大いに働き、よく読みよく遊ぶ秋にします。

おっと、よく飲む秋を忘れてた!

2011年8月5日金曜日

目指せイタオヤ!

イタオヤとは?

某雑誌のコピーにあった、イタリアオヤジの略だそうです(^^;)

知り合いのピザ職人の人(イタオヤ風)が、

「イタリアのやつらはカラッとしてるんだよなー。
日本は雨ばっか降ってるから、人間も湿っぽくなっちまったのかね。ハッハ!」

と、言っていたのを思い出す記事がありました。

http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20100730

↑色んな面で、日本はイタリアに似てきたぞ、と。

ただ性格が反対だから、この際貧乏でも陽気なイタリアンを目指したらハッピーなんじゃない?

ってな事言ってます。

実際僕は、イタリアを含むヨーロッパ(いわゆるラテン圏)に行って確実に影響受けました。

前より絶対楽観的になってます。

真面目すぎた子供時代を取り戻してるような気もします。

夏を楽しみましょう(^^)b

2011年7月23日土曜日

リンゴらしい形になってきた

 大きくなってきましたねー(^^)

涼感グッズも色々出てますが、今のところ去年より涼しいような気がします。

去年のこの時期はニューヨークにいましたが、41度まで上がりました。

体に霧吹きで水を噴いても、暑くて寝られなかったな・・・。

2011年6月27日月曜日

プリプリ成長。

まだリンゴには見えませんねー。

ピンポン玉ぐらいの大きさに なってきました。

良い実だけを残して、他は落とします。

おかげで栄養が集中して、美味い!リンゴが出来ていきます(^^)


東京に比べると、長野はまだ最高気温が低いようです。

盆地の長野は夏暑くて冬寒い、なんて言うけれど

エアコン無しで乗り切れたら嬉しいですね。

暑い夏はビアガーデン!・・・いや、それも高くつくか・・・。

2011年5月8日日曜日

ぼくたちの洗脳社会

先日の記事に載せた岡田斗司夫氏の15年前の本が
PDF版で無料で出てます。
これからどうなる・・・

「ぼくたちの洗脳社会」
http://otaking-ex.jp/wp/?p=3964

2011年5月2日月曜日

評価経済社会

長野も20度を超える日が到来、リンゴの樹も頑張ってます。

以下、いつもながらフルーツと何の関係もない話をお届けします(笑)

ダイヤモンド・オンラインから引用、岡田斗司夫×堀江貴文の対談記事です。

両氏への好き嫌いを別にしても、面白い記事だと思います。

http://diamond.jp/articles/-/12114
 

貨幣経済社会から評価経済社会へ移行するという内容。

そう言われてみると、兆しは色々なところに見られますよね。

15年位前の本に書かれたそうですが、当時どれだけの人が予見できたでしょう。

(先見性=いくつもの将来が「予言」される中からの「的中」=結果論、と考えるのは・・・変ですかね?)

2011年4月27日水曜日

かんてんぱぱ

東京・初台の国道20号線沿いに「かんてんぱぱ」という店があります。

新宿で働いていた時、毎日チャリでその店の前を通ってました。

その名前も当時から疑問に思っていたものの、入った事はありませんでした。


この店、寒天製品を製造販売している「伊那食品工業」(長野県伊那市)が出しています。

後で知ったんですが、この会社は優良企業として有名だそうで

色々な逸話があります。(プレジデント・ロイターより↓)
http://president.jp.reuters.com/search/index.php?q=%E4%BC%8A%E9%82%A3%E9%A3%9F%E5%93%81

その伊那食品工業を今の形にした塚越寛会長が、昨日小布施に講演に来たんですよ。

かんてんぱぱショップ小布施店が出来た事とも絡んでいるんですが。

小布施はうちの隣町。無料で聴けるし、行ってきました。


御歳74歳とは思えないキレのある講演、あっという間の1時間。

「いい会社をつくりましょう」を理念に、約半世紀ずっと増収増益を続けているそうです。

生講演の感触を上手く伝えるのも難しいので、詳しい話は上記URLでどうぞ。

お土産に貰った寒天で何作ろうかな。
宣伝になっちゃった・・・(^^;)

2011年4月10日日曜日

後悔しない人生

ここ1、2年、自己啓発ものを読む事が増えています。
年齢的にそういう時期なのかもしれないし、そういう本が増えてきているようにも感じます。

「リスクを取れるのは、若さの特権」「20代で最大の失敗をしなさい」
そう書いてあると、少し安心します。
わざわざ大学まで行かせてもらっといて、割とメジャーでない道を選んだもんだなぁと。
自分でも気づいてはいる訳なんですが。

安定だけが幸せじゃない。
収入・家・車・服や時計や装飾品・・・イコール幸せ、じゃない。
何か新しい事がしたい。

そんな訳で、マカロンに挑戦してみました(無理やりな流れ(笑)
いっやー、ベタベタでフニャフニャ(^^;)
最初はそんなもんでしょっ!

2011年4月1日金曜日

花粉症

今、リンゴは剪定の時期を迎えています。
養分を果実に向かせる為に、不要な枝を落としたり
陽が当たりやすくなるように、樹形を整えていきます。

・・・でも初心者は切らせてもらえないので(^^;)
社外の知り合いにお願いして、お手伝いって事で教えてもらいます。
将来のビジョンがどうあれ、今の環境で得るべきものを最速で身に付けるでしょ。
ビジョン揺れに揺れてますげど。

そんな訳で、明日は剪定です。
美容師さんが初めて人の髪を切る時ってこんな気分なのかな(笑)

そう、畑に出ているとくしゃみ鼻水が止まりません。
今までで2度目の花粉症、発症です。
今年はかなり多いって話。
やっぱりアレルギー体質だし仕方ないかな。
と思って、周りを見渡すと・・・
360度、山なんですよねー、長野県。
そら花粉も飛ぶわ。

夏、リンゴの花粉で発症したら笑い者です☆

2011年3月30日水曜日

「俺は人より忙しい」

「いやー俺、人より忙しいからさ~。」
そう言って、なかなか必要な手続きを取ってもらえないまま半年。
決して自分は言うまい、そう思わされる一言です。

それと対照的に、「この人の下で働いてみたい!」と思わせる
ブラックホールばりに引力の強い人と話せた数日前でした。
年齢に関係なく相手を尊重する姿勢も、見習わないと。

聞いたり読んだりのインプットに偏ってしまいがちな最近です。
仕入れた情報を、いかに選別して実践するか。
お金の使い道を何に向ければ自己投資できるか。

あっという間に、今年ももう4月。

2011年3月29日火曜日

献血

地震直後は献血も多く集まっても
しばらくしてから足りなくなるそうです。

なので一ヵ月経った頃に行こうと思ってます。


初めての献血・・・。

血が余ってる人は、ぜひご一緒に(^^)b

2011年2月20日日曜日

TPP考

もう2月も半ば。

TPPに関する言及は、その殆どが農業者自身の発する反対意見と見える。

TPP推進派に対しての、度を越した過激な論調もちらほら。


確かに、田園風景は美しい。

古くから守ってきたものづくりの心は、日本人にとって美徳かも知れない。

同じ日本人が日本国内で作っている事が、安心なのだろう。

「政府はもっと補助金を充てろ」という主張も活字になっている。


そんな性格を持った日本人の「食の安全・安心」は、今後どう変化していくのか。

FTAに抵抗するのが限界になった時、どこで妥協するのか。

他人事みたいに言ってるけど、仕事無くなったりしないかな(笑)

渦中から、突破口を探っていきます。

2011年2月13日日曜日

結婚とは?

「「ロス婚」漂流記~なぜ結婚に夢も希望も持てないのか?」
http://diamond.jp/articles/-/11042

ダイヤモンド・オンラインより


色々な価値観が流動的な時代ですが
結婚観も、その最たるものだと思います。

今まで会って話した既婚者の方々を見ても
本当に人それぞれでした。

奔放ともいえる、自由な人。
古い、伝統的な感覚の人。

相手に尊敬の感情を持っている人。
そうでない人。

前世代の価値観をそのまま踏襲している若者。
自分の時代の結婚観を、子供・孫世代に望む人たち。

高度成長期の幻影から抜けきった時、日本はどんな国になっているのかな。
結婚制度自体が多様化している?
SF小説みたいに、全部バーチャル制御される時代になる?
アジア最貧国で植民地化されている?
世界からブレインが集まる最先端国家になっている?

それぞれに到る過程を想像してみるとゾッとします。


「最小不幸社会」の行く末や、いかに。

2011年1月28日金曜日

中国圧

スイスで泊まったユースホステルにて。

多くのユースホステルは、ロッカーとベッドが複数置いてある部屋と、簡単な朝食のセットで2,000~3,000円で泊まれるスタイルの宿です。

泊まったのは8ベッドの部屋で、6人中国人男女、1人ドイツ人爺ちゃん+僕というメンツでした。

2日目にドイ爺が出発して空いたベッドに来たのは、マレーシア人のアンソニー君。

小太りでニコンのカメラを携えたその姿は、どう見ても小学校の同級生S君にそっくり。

アンソニーと2人、部屋で話していると、中国人グループが帰ってきました。


中国語の発音って、どうも耳に馴染まないんですよね。

ところが、アンソニーも中国語で話し始めちゃいました・・・(笑)

マレーシアでも中国語を話すんだとか(^^;)

中国人も、実際話してみると悪気なく純朴だったりするんですけど。

それにしてもこのアウェー感。 中国語7vs日本語1。

と思っていたら、グループの男の子が俺に向かって

"Let's talk!"と、親指でドアの外を指しているではないか。

おお、直球(笑)

話そうよ!って。

こいつモテんだろうなー、と思ってたら香港人でした。

彼以外全員女性のグループだったし。

「明日は国にいる彼女へのお土産買いに行くんだ!」って彼女は別かい!

香港に来たらうちに来なよ!と笑うデイブは、エネルギッシュな好男子でしたとさ。
スイスはもちろん山あり谷あり。5月でも残雪あり。
高山植物もあり。
鴨もあり。
カメラを向けたら近づいてきた。エ○カ様よりサービス精神旺盛?(笑)
でも、山間にある町々ばかりなので、天気が変わりやすいのでした。

2010年12月27日月曜日

秘密の宿は海に沈む

今年の6月中旬。
イタリアを旅してました。
スイスから来て、ベネチア→フィレンツェ→ナポリ→シチリア→ローマ。

シチリア島だけ、陸続きじゃないんですね。
でも行かないという選択肢はないので!
何で行こうかな、と電車の時刻表を眺めていると・・・ありました。
最終23時45分ナポリ発、翌朝シチリア着の電車。

電車でシチリア島に行く?どうやって?海底トンネル?
なんて思いながらも、出発前日に切符を買いにナポリ・チェントラーレ駅へ。
おお、窓口閉まってる。ストか何かで自動券売機しか開いてない・・・。

券売機が英語表記だったかイタリア語だったかは覚えてませんが、
(その辺、だんだんどうでも良くなってくる)
寝台車、明日夜、一人、シチリア、と検索。

、、、2等寝台は売り切れかー。
(この時は、2等車以下が安くなるフリーパスを持っていたんです)
一番安い6人掛けボックス席なら、辛うじて空いてました。窓際ゲット。
フリーパスで割引後のお値段、3ユーロ。360円!
ボロいユースホステルでも15ユーロ取られるのに(^^;)

ワクワクとドキドキとハラハラがごちゃ混ぜなカンジです。
ちゃんと予約出来てるかなー?
6人掛けの寝台ってどんなん?寝台なのに掛けって何?
そもそもコレほんとにシチリア行きで合ってんのかな?
結局、まーいっか!と。

翌日。
丸一日ナポリ市街で時間を潰し、入り浸った飯屋"Da Giovanni"(「男の子・少年」の意。怪しい?)
の旦那にエスプレッソアイスとタバコを奢ってもらい、別れの挨拶もそこそこに
駅のベンチに行って大人しく電車を待つ事にしました。

来た来た、パレルモ(シチリア島最大都市)行き。
チケットの座席番号を探すと、・・・こりゃ寝台じゃないわー。
昔の東海道線のボックスシートみたいな席があって
6人掛けで既に5人座ってます。狭そうにしながら。
すいませーん。ペルメッソ。グラッツェー。

向かいはスーツにハットの紳士、隣はイヤホンで音楽ガンガンの青年。
斜向かいの中年夫婦がちらちら見てくる。何?
暑いから窓を開けたら、走ってる電車の騒音がものすごい。閉める。
閉めると暑い。開ける。うるさっ!は~っ・・・バタン。

電車は、途中10~20分毎に駅に停まって人を下ろしていきます。
電車の通路に立っていた人たちも、家路についていったようです。
日本の通勤電車と同じなのかなー。

うちのボックスも、僕と斜交いの中年夫婦だけになりました。
何度かダンナと目が合う、目を逸らす。ちらちら。
でっかいパンを勧められたものの、何となく気乗りせず断ります。
 
アンちゃんパレルモまで? ―うん。
中国人? ―いや、日本人。

そんな感じで二言三言交わし、硬いシートに横になったのは既に2時過ぎ。
どんどん意識が落ちていく中、電車がスピードを落とし、オレンジ色の光に包まれていくのが見えました。
・・・トンネルの中?いや、停まった・・・?
窓越しに見える景色は、どうやらフェリーの中だったようです。
電車ごと船の中へ、そしてそのままシチリア島へ。

次に目覚めた時は、海岸線を少し下に見下ろしながら海沿いを走っていました。
やっぱり東海道線だ、コレ。湯河原とか根府川あたりでしょ(笑)
黒かった空は藍色に、そしてどんどん明るい青になっていきます。
うとうとしているうちに、パレルモに到着。あいたた、あんな席で寝たから体中痛いわー。
まずは今夜の宿探しからかな。観光案内所は・・・?


そんな訳で、便利なフェリー寝台・3ユーロの旅はどうでしょうか?^^)v



↑おまけ グロット・アズーロ(青の洞窟) ナポリから船を乗り継ぎ数時間!
↑ナポリ路地。看板が落ちかけてるのは映画館です、一応。
↑ナポリ美術館にて。小さい頭がいっぱい・・・
↑パレルモ到着!
↑これこれ、この青だよ!↓

↑レンタルチャリ。ペダルがたがた、タイヤすかすか、籠ボロボロだけど、これもネタ。
↑で、チャリで海岸線を走り始めると、にわか雨。狙い撃ち。
 ↑番外編、サンタンジェロ城の大道芸人。近くを観光客のおばちゃんが通ると「ワッ!」てやる(笑)

2010年12月15日水曜日

旅の最初にして最大のトラブル

今夏の旅、最初の国はスペインでした。
現地でお金の引き出しをどうするか、出発前に調べていたら
「キャッシュカードの裏に"PLUS"のマークがあるものは
海外ATMで使えます」と旅行書に書いてありました。
それを鵜呑みにして、銀行に問い合わせもせずに飛び出していったのですが。

マドリッドの宿に着いた翌日、意気揚々と 銀行のATMに下ろしに行きました。
が、どうも上手くいかない。
「あんたのカードはout of serviceだよ」とつれない表示が出るばかり。
丸一日、町中のATM巡りをしても結局どこも同じでした。

手持ちの現金は、数日分の宿代・食費のみ。
んなバカな、だってカードの裏に"PLUS"って書いてあるし!
宿のご主人に相談すると、スペイン広場の裏に旅行会社JTBの
マドリッド支店があるから行ってみろ、と言うので
翌日聞きに行く事にしました。

調べた住所のビルに入ると・・・
あれ?JTBないじゃん。
フロントの守衛に訝られながら、本当はここにあるはずの11階まで上がってみると
ドアの前に張り紙がありました。

「JTB○○のオフィスは移転しました。新住所は~~~、、、」
仕方ないのでふらふら歩いて行くことに。
行き過ぎたり、戻り過ぎたりしながら辿り着いたオフィスは
古いヨーロッパ風のアパートメントで、やたら重い玄関ドアを押し開け
大理石の階段を上っていった3階にありました。

オフィスで相談に乗ってくれた人は、オフィスアワーが終わっているのに
現地の銀行や金融機関に電話して聞いてくれました。
それによると、"PLUS"マークのカードでも使えるものと使えないものがある、らしいと。
それ以上は銀行に聞いてみないと分からない、との事でした。

さー、困ったぞ(笑)
3日目になるその日も、そんなドタバタで夜を迎えてしまいました。
初夏のスペインは日が長く、22時頃ようやく暗くなってくるのです。
頭は混乱したまま宿に戻ったのは、21時を過ぎていました。
なけなしの手持ち金で買ったフランスパンとハムを、朝にかじっただけなのに
脳がハイで空腹を感じない、何となくアブナイ感じです。

また翌日。
今度は在マドリッド日本大使館にヘルプを求めに行きました。

お巡りさんに「○○(通りの名前)アッチ?」指差しながら聞くと
「ハポン?ハポン?@*&$%#}=.<~!!」とまぁ・・・。
ハポンはJAPONのスペイン語、すなわちジャパン。
通りの名前を聞いたら、大使館に行くと思われたみたいです。
なんかまっすぐ行って2個目を左、みたいなニュアンスだったような。

大使館は外壁が高く、中は見えません。
ブザーを鳴らすと・・・沈黙。
もう一度鳴らすと・・・・・・沈黙。
しつこく鳴らしまくってやると、ガチャッと鍵が開きました。

ドアを開け入っていくと、マッチョメンな用心棒が手荷物をX線でチェックします。
その後、IDカードを渡されて入館。
中は至って普通のオフィス然とした建物でした。
先客は、中年女性1人と若い夫婦。
少し待たされてから呼ばれて事情を話すと、日本からの送金方法を教えてくれました。
ブラジルのイタウ銀行が行っている、マネーグラムという送金サービスです。

日本にいる家族に、送金と同時に国際キャッシュカードの発行もお願いして
やっと旅を続けられる事となりました。

結局一人じゃなんも出来ないのか・・・と思い知らされたこの件。
そして、思ったより世界って狭いんだなー、とも。
自分の命を預けるような時は、本に書いてある事を鵜呑みにしてはいけないという
ごく当たり前の教訓も身に染みました(^^;)

書いているうちに、色々記憶が蘇ってきました。
3ユーロ(360円)で寝られる寝台列車、
ベネチアの路地裏に座り込んで、ギリシャ人(←ザル。)と安ワインを飲んだ夜、
南仏の宿のテラスでスペインの修学旅行生に囲まれたり(ウルサイ!笑)
ナポリの食堂の若旦那とメル友になったり(実はウクライナ人、パーティーではピアノ弾き語りロシア語イタリア語ドイツ語を話す)
初めて行った(そして今後も縁遠い)三ツ星レストランなどなど。

それらはまた後日。